個人的な考えではあるが、
量子コンピュータの次のテーマは研究であると思う。
量子コンピュータは従来のコンピュータとは桁違いの計算スピードを見せる。
従来のコンピュータで3年2ヶ月かかる計算を1秒に短縮できる。
ここまで早い計算は日常生活に必要ない。
しかし研究の世界では大いなる需要である。
事前にコンピュータでシュミレーションを山ほどできれば、結果に結びつく実験を見定めやすい。
実験回数も減り、結果が増え、技術進化につながっていく。
そしてこのシュミレーションを求めているのは創薬の世界でないかと私は考えている。
CEL-SCI
がんの免疫療法を研究する企業である。
がんと診断された直後、その時点が免疫の最も高い状態であるのは理解できるだろう。
CEL-SCIはがんの診断直後からさらに免疫機能を高めることで、がんを克服することを目指している。
手術なしでの治療のため、医師にとっても患者にとっても負担が少ない。
CEL-SCIは現在AIを用いて、がんに対して有効な薬を作っている。
そのため最近はAI創薬という分野で注目を集めつつある。