秋田の長閑さ 田沢湖の蒼さ

9月の上旬。

 

2泊3日で秋田に行くことになった。

秋田に行く理由は何か見たいものがあるわけでない。

サークルの後輩で秋田出身の子がいて、その子の地元に遊びにいってみたかったからだ。

 

だから秋田の観光名所とか何も知らない。

どんな場所かもあまり調べずに羽田空港で飛行機に乗った。

 

飛行機

秋田空港に着陸。

人生で到達した最北端記録を更新した。

これまでは仙台が最北端だった。

 

秋田空港からバスで30分、秋田駅に到着。

秋田駅

秋田駅の規模感は藤沢駅に似たものを感じた。

朝9時に到着した影響もあるが、藤沢駅よりも人が少ない。

本当に新幹線の停車駅であるのか疑うレベルだ。

 

秋田駅からはレンタカーを借りて田沢湖へ。

田沢湖までは田舎道を延々と走った。

信号が少なく、道も広い。

おまけに直線道路多めなこともあって、スピードが出まくる。

 

一般道でありながら80km/hは普通、100km/h出ることも全然あった。

追い越された時とか、追い越した側の車は間違いなく120km/hだろう。

 

1時間くらいで到着した田沢湖はこんな感じ。

田沢湖1

田沢湖2

絵の具の水色をドバドバ水に溶かした感じだ。

本当に美しい湖を見た。

 

ちなみに田沢湖にはたつこ姫という綺麗なお姫様の金色の像があった。

たつ子

こんな感じ。

 

田沢湖に来た目的はカヌーだ。

秋田にきて、何かアクティビティをやりたいということになり、予約が取れたのがカヌーだった。

普段SUPをやっているだけに、秋田まで来てもオールスポーツからは離れられない運命にあったらしい。

 

一緒に秋田に来たメンバーは同じSUPサークル所属。

さらにその中でも実力派が揃っている。

だからカヌーでの進行速度も早かった。

カヌー

目標到達地点まで予定よりも早かったためか、インスラクターの方が湖の中心へ連れて行ってくれた。

田沢湖は日本一深い湖と言われていて、最深部は水深400mである。

その部分にやってきた。

 

湖中心から周りを見渡すと、大自然に囲まれた景色である。

どこ見ても緑にあふれている。

自然に癒されるとはこのことなのかと感じた。

 

ただカヌーの難所は帰りにあった。

水辺のスポーツは自然環境に左右される、

この日は湖に風が吹いていた。

 

行きのコースでは追い風であった。

となると帰りはもちろん向かい風になる。

 

帰り道はSUPの朝練と同じくらいのハードさを誇っていた。

漕いで漕いでも進まない。

進んでいるはずだけど、景色が全く変わらない。

 

ゆっくり漕ぐと押し戻されるため、休みなしでガンガン漕ぐことになった。

まさか秋田でガチの運動することになるとは思いもしなかった。

同時にSUPやっていてよかったと感じた瞬間でもある。

 

なんだかんだ無事にスタート地点に帰ってきて、カヌーツアー終了。

やっぱり楽しみは水のスポーツにあると確信を得られた。

 

カヌーが終わったら、田沢湖から田舎道をかっ飛ばして秋田の大潟村へ。

サンルーラル大潟が秋田での宿である。

 

田沢湖の細道を抜けて、国道に合流してからは100km/hの世界線へ。

ずっとアクセルベタ踏みでレッツゴー。

直線では120km/h出るほど。

流石に120km/hは恐怖を感じた。

 

田舎道を走ること2時間、ホテルに到着。

周りは少しの家と大きな道路。

そして何よりも広い田んぼのためにホントに真っ暗だった。

星が見える田舎に久々にやってきた。

 

ホテルサンルーラル大潟

ホテルには大浴場が最上階(8階)についており、私たちは7階に泊まった。

大浴場は黒いお湯の温泉で名湯らしいが、病気のために入浴は断念。

次来た時に入ることにする。

 

こんな感じで秋田1日目は終了。

 

田舎道をアクセルベタ踏みで運転できることが気持ちよかった。

そして田沢湖の青さには衝撃を受けた。