北海道1日目。
朝10時の飛行機に乗るために9時くらいに仙台駅から電車に乗った。
30分で仙台空港到着。
仙台空港と駅は直結していた。
空港は近未来的だったが、特に何かあるわけではなかった。
羽田空港がいかに大きな空港であるのか、他の空港に訪れるほどよくわかった。
仙台空港から1時間ほどで新千歳空港へ。
北海道は空から見ても大きさが圧巻だった。
海の青さも一瞬でわかった。
新千歳空港ではまず有名なラーメン道場へ。
ラーメン道場は人だらけだった。
入場列っぽいものがあったから、とりあえず並んだ。
そしたら一幻というラーメン屋の列だったらしく他の店を見る余地もなく、入店決定。
とりあえず列から離れて他も見るべきだった。
一幻は海老味噌ラーメンで有名。
私はもちろん海老味噌ラーメンを食べた。
海老が強くて、海鮮出汁派の私にとって大好きな味だった。
マジ美味。
ラーメンをごちそうさましたら、ノーザンホースパークへ。
ノーザンホースパークまでは新千歳空港から無料バスが出ている。
そのバスに乗車して、到着。
到着してまず見たのはポニーショー。
ポニーが台に乗ったり、ハードルを越えたり。
そして手を振ってくれる。
ポニーのできることの幅に驚いた。
今回登場したポニーのチョコくんはマイペース。
突然寝転がり始めるわ、指示を無視して手を振り始めるわ。
人間の笑いのツボをよく知っている。
人間だったら、自己中気味ではあるけどみんなから愛される徳なタイプだろう。
ポニーから学べることは多い。
ポニーショーの次は乗馬。
ここでは引退した競走馬に乗れる。
私が乗った馬はティモテ。
茶色くて大きな馬だ。
馬体は筋肉ゴリゴリで人間の比ではない。
触るとものすごく硬く、力強さを感じた。
馬上からの景色は新鮮だった。
普段の+2.0mの視線が得られるため、同じ高さに並ぶもののない爽快さがある。
乗馬してみての発見は体が自然と前屈みになってしまうことだ。
腰を反らせながら乗っていた。
サンキュー、ティモテ。
ノーザンホースパークには厩舎があり、実際に馬に触れられる。
そして厩舎には有名な引退馬がいたりする。
ブラストワンピースやカレンミロティック、ラストインパクトなど。
またあのディープインパクトの母もいた。
近代競馬を支えたお母さん。
ディープインパクトを、お馬さんをありがとう。
G1や重賞を勝ったレベルのお馬さんだと、他の引退馬と比べても筋肉のつき方が違った。
馬体重は変わらないのだろうけど、力強さ・存在感に差があった。
トップホースの貫禄を見せつけられた。
お馬さんと一通り触れ合った後、馬見の丘へ。
馬見の丘は広い牧場を高台から見渡せる展望スポットだ。
景色はこんな感じ。
この景色が北海道にいる実感を与えてくれた。
広い野原。
時間の流れを忘れそうな晴れ晴れとした眺めだった。
また来たい、見たいと感じられた。
軽くお土産を買って、バスで新千歳空港へ帰還。
ここからはエアポートライナーに乗って、札幌のもいわ山へ。
と思ったが、疲れで気分が乗らなかったから小樽の宿へ直行した。
北海道の列車の特徴というのもアレだが、窓が汚くて外の景色が見えづらかった。
たまに綺麗な窓もあるが、大抵くぐもっている。
札幌駅を過ぎると列車から人気がなくなり、座れた。
田舎のローカル列車の雰囲気が帰ってきた。
銭函駅を過ぎたあたりで気になる景色を発見した。
胸サイズくらいの波がブレイクしていたのである。
サーファーが1人、SUP民が1人。
行かなければならないという義務感に襲われた。
帰り、銭函での途中下車が確定した。
函館線の銭函ー朝里間は車窓に海が広がるとても綺麗な区間である。
この区間では寝る暇もなく、窓の外に釘付けになっていた。
海がここまで身近に感じられるとは。
東海道線の根府川ー真鶴間もこんな感じだった気がする。
海の車窓が終わると、小樽築港・南小樽・小樽とすぐに終点。
小樽到着。
人生における最北端を更新した。
人生初小樽の感想は、観光都市だな。
駅を出てから交通量に驚いた。
もう少し落ち着いたゆったりとした街であると思っていただけに都会に感じた。
秋田が田舎すぎたのか。
宿は小樽水天宮付近であるが、せっかくだから小樽運河の方を通って行くことにした。
小樽運河は確かに綺麗であった。
ただ観光地化されているのを感じた。
思い込みではあるが、もう少し長閑な時間が流れている場所だと思っていた。
なんかモヤッとして小樽運河から海の方へ直進して港についた。
廃れている雰囲気。
いかにも小樽の地元感が強かった。
求めていたものに出会えた気がして、スッキリした。
そこから人混みを避けながら宿まで行った。
宿に行くには小樽水天宮を突っ切る方が早いらしく、
夜の暗闇の中、階段を駆け上がった。
駆け上がった先にはこの風景。
登った達成感が得られた。
小樽の新名所ではと思えた。
天狗山に行かなくても十分綺麗な夜景が眺められた。
木や葉っぱが少々邪魔ではあるが、身に染みてきた。
感傷に浸り満足してから宿に到着した。
これが北海道1日目。
2日目に続く。