北海道3日目。
裏北海道とは書いたが、別に裏でもない。
ただ観光客の少ないところ多めだから、裏にしてみた。
時系列通りに並べるが見やすく見出しスタイルで。
銭函
朝起きてから最初に向かったところは銭函。
銭函は小樽と札幌の間にある。
観光地として見るとビーチで有名な場所らしい。
多分地元民にとって有名なローカルスポットで、観光客向けではないかもしれない。
今回銭函で行きたかったところは知られているビーチでなく、電車からチョロっと見えた海岸である。
2日前、その場所では胸サイズの波がブレイクしていた。
サーファーもSUP民もいた。
行くしかなかった。
銭函駅から小樽の方へ歩いた。
線路と漁師小屋の間にある狭い道を通ると、目的の海岸に着いた。
この日は波はなかったが、うねりの感じがサーフスポット特有のものだった。
電車の線路、海、山。
これら3つが綺麗に中和しているところは他にないと思わさせるほど、心地の良い空間だった。
人少なく、波が立つ。
私好みの場所だった。
小樽に来るときはまた訪れる。
札幌競馬場
銭函を後にして、向かった場所は札幌競馬場。
札幌競馬場はせっかくだから見にいこう程度で見にきたが、無料入場できたことはラッキーだった。
この日は中山と中京でレースが行われており、スクリーンではレース中継が流れていた。
外の芝生の日陰部分でずっとボーッとしていた。
結局馬券は買わず、ただレースを眺めていた。
旅だとその土地のものを見ないといけない、名所のものを取り入れなければならないと義務感に駆られてしまう。
しかし義務感に駆られた旅は楽しいけれど、何か違和感を感じていた。
心の底から楽しめているのか、と聞かれて何処か答え切れないもどかしさ。
競馬場で時間を過ごすことは普通の旅であまりいい選択肢ではないかもしれない。
ただ1番旅していると実感があるのはこの最終日だ。
自分の直感と楽しみのために動けている。
ストレスの一切ない、楽しみに溢れた行動だった。
札幌競馬場には昭和が生きていた。
馬券を買い、レースの結果に一喜一憂するオジサンたち。
競馬新聞を叩きつけたり、叫んだり、これぞ競馬場と感じられた。
最近はクリーンなイメージが増えてきた競馬だが、昔ながらの治安の悪さこそ競馬だったのかもしれない。
見てるだけで十分楽しめる。
趣味悪いな。笑
北海道神宮
札幌競馬場を出て、シャトルバスに乗り、地下鉄に乗車。
シャトルバスはホントにありがたい。
なければ徒歩30分コースだったから。
円山公園駅で下車して、北海道神宮へ。
北海道神宮は寄りたい場所だった。
理由は直感。
札幌付近の地図を眺めていたら、北海道神宮が目に入った。
御朱印帳も持っているから、レッツゴー。
改装されたばかりと感じてしまうほど、綺麗な神社だった。
夕方だから日陰が多かったが、見栄えがなおよかったかも。
パワーと御朱印をいただいて、北海道神宮を去った。
新千歳空港
北海道神宮の後は大通公園駅で下車して、札幌駅まで歩いた。
北海道に来て、札幌のメインストリートを歩いたのは初だ。
渋谷・新宿と変わらない匂いがした。
札幌中心地をあまり歩かなくてよかったかもしれない。
ここにいたら、時間を持て余して何もしない暇人になっていた。
札幌中心地を観光することはない気がした。
札幌からは電車に乗って、新千歳空港に帰ってきた。
空港ではまたラーメン食べて、飛行機見ての流れ。
これが空港の過ごし方の王道だと思ってる。
温泉や映画館もあるが、そこまでの余裕はなかった。
北海道3日目はこんなもん。