朝の7:30。
サンライズ瀬戸が高松駅に到着した。
睡眠時間は3時間でありながら、旅先に到着したときに感じる興奮のおかげであまり眠気は感じなかった。
朝の高松駅を出てから、そのまま高松港に直行した。高松港までは目と鼻の先。徒歩5分もない。走れば1分くらいだろう。
高松での最初の目的地は女木島だ。
女木島とは鬼ヶ島の伝説が残っている、と言われている島のことだ。高松港と高松駅が近かったこと、女木島行きのフェリーが朝8時から出港していたことが行くと決めた理由である。
高松港でチケットを買い、フェリーに乗った。高松港で方言の洗礼を受けたのはまた別の話。
高松港を出発して20分。女木島に到着した。揺れは少なく快適だった気がした。
女木島から鬼の洞窟まではバスで15分くらいかかる道だった。
運転手は島民のおじいちゃん。道に慣れているために運転が荒め。鬼の洞窟に行くまでで、すでにアトラクションだった。
誘導された洞窟には鬼の人形が複数あった。
そして洞窟も意外と広い。
鬼ヶ島の鬼とは海賊のことである。
ここで説明される鬼を全て海賊に置き換えると納得いく。
ちなみに桃太郎は近隣の藩主だと。
洞窟を抜けて、道を進んでいくと展望台に着く。
展望台からの風景はこんな感じ。
正直この風景にお金を払っている気がした。
この風景を見るためにトータル3000円近くのお金を払っている。
自分の目でこの景色を楽しみたい方はどうぞ。
私はもう来ない気がする。
高松市街地に戻ったら、昼ごはんのうどんを食べた。
たくさんあるうどん屋の中から私が行ったのは「竹清」。
卵の天ぷらで有名な店。
- 天かす
- わかめ
- ねぎ
- 梅干し
など、無料で投入できるものも多い。
竹清では、麺の量を注文したら自分で温めるスタイル。
だからうどんの硬さも調節できる。
うどんの町、香川なだけあるなと思った。
うどんはもちろん美味しかったです。
また食べたいと思い、お土産に竹清のうどんを買った。
竹清から高松市街地を南下していくと、栗林公園に着く。
「くりばやし」でなく、「りつりん」と読む。
地図で見た通り、なかなかの広さを持った公園だ。
全ての道を通ろうものなら1日中かかりそうなくらい。
兼六園や鹿苑院などキレイな庭園があるところは色々巡ってきたが、栗林公園はこれまでで1番キレイなところだと感じた。
それを決定づけた風景がこの写真だ。
ほんとに美しい。
友達と来ていたから少し休んでパッと去ってしまったが、1人だったら1時間くらいいただろう。
睡眠不足が解消されたような気分だ。
栗林公園を後にして向かう先は金比羅山だ。
サンライズ瀬戸のもう1つの終着点である琴平。
琴電に乗って、ゆっくり向かっていく。